旭屋本舗
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ある日ユーリが食堂で甘いおやつを幸せそうに食べていると、
エステルが真剣な表情で食堂へ現れそのまま真っすぐユーリの傍へと来た。
「ん?エステル…どうした?」
「ユーリ…………私を弟子にしてください!!!」
「はぁ?」
いきなり目の前でエステルが頭を下げられたユーリは、
頭をポリポリとかいて困った顔をした。
チョコ×チョコ×チョコ
「で?ルーク坊ちゃんは何でナタリアに食堂へ呼ばれたんだ?
まーた何かしでかしたのか?」
「またって何だまたって何もしてねぇつーの!!」
ナタリアに至急食堂へ呼び出されたルークは
ガイを引き連れて怒りながら食堂へと足を向けていた。
今日はこれからヴァンと剣の稽古の予定だったが、
今朝早くにナタリアに昼過ぎに食堂へ来るように言われ
無視をしようとしていたが、ヴァンに行くように指示を出されてしまい
しぶしぶ食堂へ行くことになった。
一人で行かないのは……ナタリアに怒られたりしたらどうしようという思いから
用心棒としてガイを連れて来た。
そんなルークが食堂の前にまで来ると中から数名の声が聞こえた。
ナタリアだけが待っていると思っていたがどうやら違うらしい…
おそるおそる食堂の扉を開けてみると、中にはバンエルティア号に乗っている
多くの女性陣が食堂に集結していた。
「な、何だ…?何かの祭りか?」
「あー…うん…女性にとっては祭りかもな…じゃぁ俺用事残してるから戻るな」
「え?はぁ?ちょ…ガイ!!??」
ガイは何故女性陣が食堂に集まっているのか察しがついたらしく、
そのスピードを生かして一目散に食堂から姿を消した。
ルークもナタリアに見つかる前に戻ろうとしたが…
「ルーク、遅かったですわね。お待ちしていましたわ」
残念ながらナタリアに見つかってしまった。
しぶしぶナタリアの方を向くと、
ナタリアは普段の格好の上にエプロンをつけて料理をする準備に入っていた。
そしてその横にはおなじくエプロンをつけたティアとアニスが並んでいる。
「あれぇ~?何でルークまで居るの?今は男子禁制だよ?」
「うっせー…ナタリアに呼ばれたんだよ。」
「ナタリアに?」
ティアが不思議そうな顔をしてナタリアを見ると、
ルークが来てくれたことが嬉しいのか顔を輝かせて喜んでいる。
「そうですわ、人手が足りないのでルークにも手伝ってもらおうと思いまして…
いいえ、ルークには作る義務がありますわ」
「はぁ?何を作るんだよ」
「今日はね女性陣みんなでチョコを作るんだよ。午前と午後の部に分かれて食堂を使うの」
「何で…チョコ…?」
店で買えばチョコなんて沢山買えるのに、何故わざわざチョコを作るのかルークには理解ができなかった。
そんなルークの顔を見てティアがため息をつき説明を始めた。
「もうすぐね、バレンタインって日で好きな人にチョコを渡す日が来るのよ…
あなたもナタリアから貰ってたでしょ?」
「は?俺貰ったことねーし」
「ごめんなさい…私今年初めて知ったので…」
申し訳なさそうに縮こまるナタリアを見てティアは慌てて慰め始める。
ふと思い出すとこの時期のガイの部屋には大量にチョコが置いてあったことを思い出した。
さすがに一人では食べきれない量だったので二人で食べた思い出がある。
ガイに何故チョコを貰ったのか聞いた時『女の子にとって大切な日なんだよ』と説明された気がする…
今まで興味がなくすっかりと忘れていたが…
「ん?お坊ちゃんもチョコ作るのか?誰に渡すのかねぇ…」
調理場に居たユーリがルークの姿を見てニヤニヤと笑いながら声をかけてきて、
その横にはエステルも居ていつものように小さくあいさつをしてくれる。
「何でお前がここに居るんだよ…男子禁制だろ」
「俺は今日はお菓子作りの先生してるんだよ…殺人兵器を作らせない監督者ともいうけどな」
確かにナタリアを含め料理を作らせたら殺人兵器を生み出す女性が数名脳裏をよぎった。
午前中の部で体調不良者が出ていないところをみると監督者の責任は果たしているようだ…
「ルークは私のチョコ作りの手伝いの為に来たのですわ」
「はぁ?つーか何で俺が手伝うんだよ」
「ていうーかナタリアがチョコあげるのはルークとアッシュでしょ?手伝ったらだめじゃん」
アニスが首を傾げながらナタリアとルークを見上げる。
確かにアニスの言う通りナタリアの婚約者はルークなのだからルークに渡すのが筋だ。
まぁ、アッシュにもナタリアのことだから渡すだろう…と思われていたが…
「いいえ、私が渡すのはルークでもアッシュでもありませんわ」
「えぇ!?じゃぁ誰に渡すの!?」
てっきりルークのアッシュに渡すと思っていたアニスは大きな声を出して驚いた。
しかし、貰う側であるはずのルークは興味がない顔をしているが、
ルーク以外の人はナタリアが誰に渡すのか興味深々だ。
「私がチョコを渡すのは……………………ライマ国の人々ですわ!!
私が最も愛しているのはライマ国の民ですもの!!」
「えええええええええぇ!?ライマ国の民って何万人分つくるの!?」
「無茶よナタリア!!考え直して!!」
「確かに一人では無理かもしれませんが…同じ王家で民を愛しているルークとなら作れますわ!!」
「何でそうなるんだ!!俺は手伝わねーからな!!」
なんとかナタリアを止めようとするアニスとティアを余所に
ルークは無関係という顔をしながら欠伸をしていた。
その様子が面白いのかエステルがくすくすと笑いながらライマ国チームを眺めていた。
「うふふふ…ナタリアは民思いですのね…」
「あー…わりぃエステル…俺今日からライマ国の人間になるわ」
ユーリの言葉に隣にいたエステルは目を丸くして驚いた。
冗談かと思っていたが…ユーリの目は本気だ。
「えぇ!?チョコで国を捨てないでください!!ユーリはいつも下町の娘さん達から
沢山チョコ貰っているってレイブンが言ってましたよ?」
「いや…毎年貰ってたけどよ…今年はこの船だし…チョコそんなに貰えそうにねーだろ…
毎年この時期は俺にとって至福の時期だったんだけどな…」
例年より少ないと解りきっている今年の数にため息しかでないユーリがいた。
「だあぁー!!!もううぜーーー!!俺は手伝わねーからな!!」
今だにライマ国チームはナタリアへの説得をしていた…それが我慢できなくなったルークは
怒りだし一人で食堂をあとにした。
「あ、ちょっとお待ちなさいルーク!!!」
「はははは…流石だな…まぁ、とりあえず始めるか」
ユーリの掛け声でチョコづくり教室は午後の部を迎えた。
次の日、ユーリが疲れた顔をしながら朝食を食べる為に食堂へと向かった。
お菓子作りが得意なユーリだったが、流石にあの人数を教えるのは一苦労だった為
次の日にまで疲れが残ってしまった。
今日は簡単な依頼だけして部屋でゆっくりと昼寝でもしようと考えながら食堂へ向かうと
何やら食堂から喧嘩をする声が聞こえてきた。
少し進んで声を聞いてみると声の主はティアとルークだとわかった。
「全く…こんなに買ってきて一体どうするの!!」
「うっせー!!俺がどれだけ買おうが俺の買ってだろ!!」
「食べれる量だけ買いなさい!!」
「う、うっせー!!俺のやることにいちいち口出しすんじゃねーよ!!」
この二人の喧嘩はいつものことなのであまり気にせずに食堂へ入ったが、
食堂のテーブルにあったものに目を丸くした。
「おいおいお坊ちゃんよ…なんだよこれは…」
「あぁ?見りゃわかるだろ…チョコだ」
「いや…そうだろうけど…この量は…」
テーブルに置かれたチョコの山はテーブルが見えないくらいの量だった…
ティアの話からするとルークが店で買ってきたようだが…
「昨日…街ぶらついてたら…余ったから買って欲しいて言われたんだよ…
だから…買った…それだけだし」
「だからってこんなにも買うことないでしょ!!一人で食べきれるの!?」
確かにそうだ…頼まれて買うにしても限度というのがある…
ユーリですらこんな量のチョコは見たことがなかった。
「う、うっせー!!ロイドやクレスとかにも分けるからいいんだよ!!
それにそこの甘党な大罪人が居るから残ることなんてねーし!!
俺…眠いから寝るから!!」
「ちょっとルーク!!まちなさい!!」
そういうとルークは食堂を出てそのルークを追いかけるようにティアも出て行った。
ユーリがため息をつきながら大量のチョコを眺めていると
ガイが隣へ来て笑いながらユーリに話しかけてきた。
「あいつ…相変わらず素直じゃないよな…」
「それはいつものことだろ?」
何をいまさらと思いながらもガイの話の続きを聞いた。
「昨日あれからルークに買いものに誘われたんだ。そしたら行き先がお菓子屋でさ…
チョコをみんなにあげたかったみたいだけど…人数が途中でわからなくなって。
とりあえず店のチョコ全部買って来たんだよ…いやぁ…持って帰るのに苦労した」
「なんちゅー極端な…」
数なんて適当でいいのに…と思いながらも必死に人数を数えるルークの姿を思い浮かべると
微笑ましく思い自然と顔が緩む…
「あとお前なんかルークに言ったのか?下町の女なんかに数負けれるかー!!って叫んでたぜ?」
「ははははは…どんな対抗意識燃やしてるんだよ…」
相変わらず素直じゃないルークの為に
今日のおやつはこの大量のチョコで作った甘いお菓子を作ろうと思った。
世界一愛情の籠ったお菓子を…
来年は彼の愛情を独り占めできるように…
エステルが真剣な表情で食堂へ現れそのまま真っすぐユーリの傍へと来た。
「ん?エステル…どうした?」
「ユーリ…………私を弟子にしてください!!!」
「はぁ?」
いきなり目の前でエステルが頭を下げられたユーリは、
頭をポリポリとかいて困った顔をした。
チョコ×チョコ×チョコ
「で?ルーク坊ちゃんは何でナタリアに食堂へ呼ばれたんだ?
まーた何かしでかしたのか?」
「またって何だまたって何もしてねぇつーの!!」
ナタリアに至急食堂へ呼び出されたルークは
ガイを引き連れて怒りながら食堂へと足を向けていた。
今日はこれからヴァンと剣の稽古の予定だったが、
今朝早くにナタリアに昼過ぎに食堂へ来るように言われ
無視をしようとしていたが、ヴァンに行くように指示を出されてしまい
しぶしぶ食堂へ行くことになった。
一人で行かないのは……ナタリアに怒られたりしたらどうしようという思いから
用心棒としてガイを連れて来た。
そんなルークが食堂の前にまで来ると中から数名の声が聞こえた。
ナタリアだけが待っていると思っていたがどうやら違うらしい…
おそるおそる食堂の扉を開けてみると、中にはバンエルティア号に乗っている
多くの女性陣が食堂に集結していた。
「な、何だ…?何かの祭りか?」
「あー…うん…女性にとっては祭りかもな…じゃぁ俺用事残してるから戻るな」
「え?はぁ?ちょ…ガイ!!??」
ガイは何故女性陣が食堂に集まっているのか察しがついたらしく、
そのスピードを生かして一目散に食堂から姿を消した。
ルークもナタリアに見つかる前に戻ろうとしたが…
「ルーク、遅かったですわね。お待ちしていましたわ」
残念ながらナタリアに見つかってしまった。
しぶしぶナタリアの方を向くと、
ナタリアは普段の格好の上にエプロンをつけて料理をする準備に入っていた。
そしてその横にはおなじくエプロンをつけたティアとアニスが並んでいる。
「あれぇ~?何でルークまで居るの?今は男子禁制だよ?」
「うっせー…ナタリアに呼ばれたんだよ。」
「ナタリアに?」
ティアが不思議そうな顔をしてナタリアを見ると、
ルークが来てくれたことが嬉しいのか顔を輝かせて喜んでいる。
「そうですわ、人手が足りないのでルークにも手伝ってもらおうと思いまして…
いいえ、ルークには作る義務がありますわ」
「はぁ?何を作るんだよ」
「今日はね女性陣みんなでチョコを作るんだよ。午前と午後の部に分かれて食堂を使うの」
「何で…チョコ…?」
店で買えばチョコなんて沢山買えるのに、何故わざわざチョコを作るのかルークには理解ができなかった。
そんなルークの顔を見てティアがため息をつき説明を始めた。
「もうすぐね、バレンタインって日で好きな人にチョコを渡す日が来るのよ…
あなたもナタリアから貰ってたでしょ?」
「は?俺貰ったことねーし」
「ごめんなさい…私今年初めて知ったので…」
申し訳なさそうに縮こまるナタリアを見てティアは慌てて慰め始める。
ふと思い出すとこの時期のガイの部屋には大量にチョコが置いてあったことを思い出した。
さすがに一人では食べきれない量だったので二人で食べた思い出がある。
ガイに何故チョコを貰ったのか聞いた時『女の子にとって大切な日なんだよ』と説明された気がする…
今まで興味がなくすっかりと忘れていたが…
「ん?お坊ちゃんもチョコ作るのか?誰に渡すのかねぇ…」
調理場に居たユーリがルークの姿を見てニヤニヤと笑いながら声をかけてきて、
その横にはエステルも居ていつものように小さくあいさつをしてくれる。
「何でお前がここに居るんだよ…男子禁制だろ」
「俺は今日はお菓子作りの先生してるんだよ…殺人兵器を作らせない監督者ともいうけどな」
確かにナタリアを含め料理を作らせたら殺人兵器を生み出す女性が数名脳裏をよぎった。
午前中の部で体調不良者が出ていないところをみると監督者の責任は果たしているようだ…
「ルークは私のチョコ作りの手伝いの為に来たのですわ」
「はぁ?つーか何で俺が手伝うんだよ」
「ていうーかナタリアがチョコあげるのはルークとアッシュでしょ?手伝ったらだめじゃん」
アニスが首を傾げながらナタリアとルークを見上げる。
確かにアニスの言う通りナタリアの婚約者はルークなのだからルークに渡すのが筋だ。
まぁ、アッシュにもナタリアのことだから渡すだろう…と思われていたが…
「いいえ、私が渡すのはルークでもアッシュでもありませんわ」
「えぇ!?じゃぁ誰に渡すの!?」
てっきりルークのアッシュに渡すと思っていたアニスは大きな声を出して驚いた。
しかし、貰う側であるはずのルークは興味がない顔をしているが、
ルーク以外の人はナタリアが誰に渡すのか興味深々だ。
「私がチョコを渡すのは……………………ライマ国の人々ですわ!!
私が最も愛しているのはライマ国の民ですもの!!」
「えええええええええぇ!?ライマ国の民って何万人分つくるの!?」
「無茶よナタリア!!考え直して!!」
「確かに一人では無理かもしれませんが…同じ王家で民を愛しているルークとなら作れますわ!!」
「何でそうなるんだ!!俺は手伝わねーからな!!」
なんとかナタリアを止めようとするアニスとティアを余所に
ルークは無関係という顔をしながら欠伸をしていた。
その様子が面白いのかエステルがくすくすと笑いながらライマ国チームを眺めていた。
「うふふふ…ナタリアは民思いですのね…」
「あー…わりぃエステル…俺今日からライマ国の人間になるわ」
ユーリの言葉に隣にいたエステルは目を丸くして驚いた。
冗談かと思っていたが…ユーリの目は本気だ。
「えぇ!?チョコで国を捨てないでください!!ユーリはいつも下町の娘さん達から
沢山チョコ貰っているってレイブンが言ってましたよ?」
「いや…毎年貰ってたけどよ…今年はこの船だし…チョコそんなに貰えそうにねーだろ…
毎年この時期は俺にとって至福の時期だったんだけどな…」
例年より少ないと解りきっている今年の数にため息しかでないユーリがいた。
「だあぁー!!!もううぜーーー!!俺は手伝わねーからな!!」
今だにライマ国チームはナタリアへの説得をしていた…それが我慢できなくなったルークは
怒りだし一人で食堂をあとにした。
「あ、ちょっとお待ちなさいルーク!!!」
「はははは…流石だな…まぁ、とりあえず始めるか」
ユーリの掛け声でチョコづくり教室は午後の部を迎えた。
次の日、ユーリが疲れた顔をしながら朝食を食べる為に食堂へと向かった。
お菓子作りが得意なユーリだったが、流石にあの人数を教えるのは一苦労だった為
次の日にまで疲れが残ってしまった。
今日は簡単な依頼だけして部屋でゆっくりと昼寝でもしようと考えながら食堂へ向かうと
何やら食堂から喧嘩をする声が聞こえてきた。
少し進んで声を聞いてみると声の主はティアとルークだとわかった。
「全く…こんなに買ってきて一体どうするの!!」
「うっせー!!俺がどれだけ買おうが俺の買ってだろ!!」
「食べれる量だけ買いなさい!!」
「う、うっせー!!俺のやることにいちいち口出しすんじゃねーよ!!」
この二人の喧嘩はいつものことなのであまり気にせずに食堂へ入ったが、
食堂のテーブルにあったものに目を丸くした。
「おいおいお坊ちゃんよ…なんだよこれは…」
「あぁ?見りゃわかるだろ…チョコだ」
「いや…そうだろうけど…この量は…」
テーブルに置かれたチョコの山はテーブルが見えないくらいの量だった…
ティアの話からするとルークが店で買ってきたようだが…
「昨日…街ぶらついてたら…余ったから買って欲しいて言われたんだよ…
だから…買った…それだけだし」
「だからってこんなにも買うことないでしょ!!一人で食べきれるの!?」
確かにそうだ…頼まれて買うにしても限度というのがある…
ユーリですらこんな量のチョコは見たことがなかった。
「う、うっせー!!ロイドやクレスとかにも分けるからいいんだよ!!
それにそこの甘党な大罪人が居るから残ることなんてねーし!!
俺…眠いから寝るから!!」
「ちょっとルーク!!まちなさい!!」
そういうとルークは食堂を出てそのルークを追いかけるようにティアも出て行った。
ユーリがため息をつきながら大量のチョコを眺めていると
ガイが隣へ来て笑いながらユーリに話しかけてきた。
「あいつ…相変わらず素直じゃないよな…」
「それはいつものことだろ?」
何をいまさらと思いながらもガイの話の続きを聞いた。
「昨日あれからルークに買いものに誘われたんだ。そしたら行き先がお菓子屋でさ…
チョコをみんなにあげたかったみたいだけど…人数が途中でわからなくなって。
とりあえず店のチョコ全部買って来たんだよ…いやぁ…持って帰るのに苦労した」
「なんちゅー極端な…」
数なんて適当でいいのに…と思いながらも必死に人数を数えるルークの姿を思い浮かべると
微笑ましく思い自然と顔が緩む…
「あとお前なんかルークに言ったのか?下町の女なんかに数負けれるかー!!って叫んでたぜ?」
「ははははは…どんな対抗意識燃やしてるんだよ…」
相変わらず素直じゃないルークの為に
今日のおやつはこの大量のチョコで作った甘いお菓子を作ろうと思った。
世界一愛情の籠ったお菓子を…
来年は彼の愛情を独り占めできるように…
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