旭屋本舗
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切り番6000HITもっち様へ捧げます。
ギャグになってるかびみょーですが…
お題:ギャグでユリルク
ギャグになってるかびみょーですが…
お題:ギャグでユリルク
ユーリは疲れきった顔をしながらバンエルティア号へと戻ってくると
第一声でユーリらしい言葉を発した。
「あー…疲れた…何か甘いもの食いてぇ…」
「ユーリお疲れ様。クレアが食堂でピーチパイ焼いてくれてるよ」
たまたまアンジュのところへ用があり来ていたカノンノが
クエストから戻ったユーリに優しく声をかける。
しかし、ユーリにとっては天使のようなカノンノの笑顔より甘いもの…
クレアのピーチパイの方が重要でその言葉を耳にした途端死んだ魚のような瞳が、
急に生きかえり意気揚々と食堂へ向かった。
暴走男×ケーキ×苦労人
「フレンさまっ~!!!!!」
自分の名前を呼ばれ振り返ると、遠くの方からロックスが慌ててフレンの方へと
飛んでくるのが見えた。そしてフレンの前で勢いよく止まると息を切らせながら話はじめる。
「ロックス…大丈夫かい?」
「は、はい…だいじょうぶ…です…それよりっ…ユーリさまが…食堂で…」
「ユーリが!?」
変な料理でも食べて腹を壊したのか、それとも甘い物の食べ過ぎで腹を壊したのか…
いろいろなシナリオがフレンの頭をよぎったが、考えるよりまず行動をする方がベストだ。
フレンは息を切らせたロックスを腕で抱え食堂に走り食堂のドアを開けて唖然とする。
食堂に居たユーリの周りには大量の小麦粉、卵、牛乳などなど…一体どこからこれだけの材料を
集めて来たのかと問い詰めたくなるような状態だった。
そんな食材の真中でユーリは小麦粉をボールに入れて材料を混ぜている最中だった為
フレンはおそるおそるユーリに問いかけた。
「ゆ…ユーリ…この状況どうしたんだい?」
「よぅ…フレンか…見てわからねぇのか?ケーキ作ってるんだよ。」
「いや…うん…僕の目が正常ならこれがケーキを作ってるところには全く見えないんだが…」
「そうか…眼科行った方がいいんじゃないか?」
普通の材料の量を見ればフレンもこの光景を見ればケーキ作り…お菓子作りの最中と解るが、
その量が半端ない…一体何人分作るつもりなのだと聞きたいくらいの量だった。
そんな量を見てすぐにケーキ作りと判断できる方が通だと見える。
ユーリ並の甘党になればわかるのかもしれないが…
「何故こんなことに…?一体何があったんだ?」
「そ、それは…僕からご説明します…」
息を切らせていたロックスが元に戻りフレンに何故このような状況になったのかを説明し始めるが
それはあまりにもくだらない…ことが原因だった。
「今日はユーリ様は朝からクエストに行かれていたことはご存じですか?」
「あぁ…結構難易度の高い依頼だった気がするけど…知ってるよ」
本人から直接聞いた訳ではない。エステルが朝食の時フレンに報告してくれたから知っていた。
「普段軽くクエストをこなしていたユーリ様ですが…今回ばかりは大変だったらしく…疲れ切った顔で
バンエルティア号へと戻られ、クレア様の焼かれたピーチパイが食堂にあると聞き食堂まで来られたのですが…」
「まさか……………ユーリの分がなかったとか?」
「はい…ユーリ様の分は別に置いておいたのですが…誰かが間違えて持って行ってしまったらしく…」
くだらない…フレンの心にはその言葉で埋め尽くされてしまう。確かにユーリは超甘党だ…自分の分が無いのは相当ショックだろう…
しかし、何故このような状態になるのかがわからない…もくもくと材料をかき混ぜ続けるユーリを横目に
フレンはロックスと話を続ける。
「で…そこまでは解ったけど…なぜこんなことに?」
「それが…僕にもよくわからず…自分の分がないことを知ったユーリ様の体内から何かが切れる音がすると
急に食堂を飛び出し…戻ってきた時にはこの大量の材料をもって戻られ…材料をかき混ぜ続けているのです…」
「………キレたのか…」
体内から何かが切れる音…それはユーリの堪忍袋の緒だろう…いやいや普通相手に聞こえるのもどうかと思うが…
それはそれで置いておこう…そうでないと話が進まない(真顔)
とりあえず、ユーリはキレた。
疲れきって楽しみにしていたピーチパイが無い…無いのなら自分で作ってしまえ…そういう結論に出たのだろう…
特に被害などはでないと思うが…作ろうとしている量が量だ…なんとか止めてしまわないとロックスが泣く。
フレンは材料をかき混ぜ続けるユーリの傍により優しく声をかける。
「ユーリ…甘いものが食べれなかったのは残念だと思うけど…一体何人分作る気だい?
自分一人で食べる量を作らないと…みんなが心配するよ?」
「これ全部俺の分だが…?」
「え?…………一体君はどんなケーキを作ろうとしてるんだい!?」
ユーリは傍に置いてあった紙をフレンに渡し、フレンがそれをまじまじと見ると再び声を失った…
紙に書いてあるのは長い髪、そして特徴的なだぼだぼな服を着た人間…そしてメモのように書かれた身長171センチ・体重68キロ…
これに該当する人間をフレンは一人しか知らなかった…いや彼以外考えられない。
「これは…ルーク様?」
「あぁ…等身大ルーク・フォン・ファブレケーキverだ」
何時の間に生クリームを作る作業に移っていたのだろう…
生クリームの付いた泡だて器をフレンの方へ突き刺しドヤ顔で決める。
その姿は若い乙女が見たら黄色い歓声をあげるだろう…けど言ってることは残念ながら変態だ。
「………君は正気かい?」
「俺はいつだって真面目だ。」
その瞳は自分の正義を貫き通す男の瞳…いやいや、こんな正義を貫かれたらそっちもそっちで困る。
なんとかしなければ…フレンの後で台所を占領され泣きそうな顔をしているロックスの為にも…
いや、こんなケーキのテーマになっているルークの為にもここは騎士団隊長フレン…男の見せどころだ。多分。
「ユーリ…よく考えてくれ…ケーキでルーク様を作れるはずないだろう」
「フレン様…ツッコミどころはそこですか…」
この幼馴染にしてこの幼馴染有…どこかずれている下町メンバーだが、
今のユーリを止めれるのはフレンしかいない…そうロックスは確信して不安そうにフレンを見守ることにした。
「いや…作れる。何故ならスリーサイズとかもしっかり本物と同じように作るんだからな!!」
「いやいやいや…ルーク様のスリーサイズって一体いつの間に測ったんだい!?」
「目視に決まってるだろ…安心しろ…1mmもずれて測ってるってことはねぇからな!!」
「そこは偉そうにするところじゃないだろ!!最近よくルーク様を見つめていると思ったら…何をしてるんだい君は!!!
彼は他国の王位継承者なんだぞ!!失礼にもほどがある!!」
フレンさん…他国の王位継承者じゃなくても目視でスリーサイズを測られたら誰にだって失礼ですから。
まず男のスリーサイズって何ですか?フレンの後でツッコミたいが任せてしまった手前ツッコミを入れることができない
ロックスが悶え苦しんでいる…ユーリを止めるのが先か、ロックスが我慢しきれずにツッコミを入れるか…どちらが先だろう…
「ったく…フレンはうっせーな…ならこっちならどうだ?」
「こっち……?なっ!?」
フレンが新しく手渡されたのは別の紙…しかしそこには先ほどとほとんど変わらない絵が描かれているが、
若干メモ書きされているスリーサイズ、身長、体重が違っている…しかもこのスリーサイズは…
「ゆ、ユーリこれは……」
「等身大ルーク・フォン・ファブレ(♀)ケーキver」
「君は正気かい?」
「俺はいつだって真面目だ」
それもさっき同じ内容を会話しましたから…。
フレンの口からはため息しかでなかったが、ユーリは楽しそうに語りだした。
「安心しろフレン…その女verはな…あのお坊ちゃんの先祖などのドクメントを調べあげ、そしてあいつのドクメント情報を合わせ
もし女だった場合のスリーサイズを何度も線密に計算し出されたスリーサイズだ…間違ってるはずがねぇ」
「だれもそんなところ心配していないから。むしろどうやってそのドクメントを調べ上げたのか詳しく聞かせてもらえないか!?」
「企業秘密だ」
「どこの企業ですか!?」
耐えることのできなかったロックスがついにツッコミを入れてしまう…
いや…ロックスじゃなくても今のユーリには誰でもツッコミを入れてしまうだろう…
カッコイイユーリさんはいずこに………かむばっく、かっこいいユーリさん。
「はぁ……ユーリ…いい加減にやめないか…?みんなに迷惑がかかってしまうよ…」
「断る。これは男の夢だ、ロマンだ…止めたいのなら力づくで止めてみな…」
「仕方がないね…」
「ちょ、ちょっとフレンさま!?」
フレンが愛用の剣を取り出し刃をユーリに向けるとユーリはにやりと笑い
傍にあった自分の愛刀を持ち戦闘態勢に入る。こんな食堂でこの2人が戦えば食堂は再起不能は間違いない…
アンジュでも呼んでこの二人の喧嘩を止めてもらおうかと思ったその時…食堂のドアが開き一人の人物が現れた。
「あ?フレンにロックス……それに…っげ…大罪人まで…お前ら何やってるんだ?」
「ルーク様!?何故こちらに?って…それは……」
いきなり登場したルークに表紙の抜けた声をフレンがあげるが、ルークの持っていたものに目を奪われてしまった…
ルークの持っていたものはピーチパイ…そう、クレアの作ったピーチパイだった。
「あ?あぁ…これか?何か今日のおやつってことで食堂で配ってたんだけどな…ここで食べるとうぜーから
部屋で食べようと思って俺が持って行ったらガイのやつが俺の分まで持ってきてやがって…1個余ったから返しにきたんだよ…
別に俺は悪くねぇのに…なんで俺が………」
文句をいいながらルークは持ってきたピーチパイを机の上に置いた。
そう、ユーリの分が足りなくなったのはルークが持って行ってしまったからだ…いや、ルークは今回悪くない…
たまたまガイが気を利かせてルークと自分の分を部屋へ持って行っただけだ。誰が悪いとかそういうのはない。
だがユーリにはそれは関係なかった。
「あー…………フレン。俺やっぱ今日ケーキ作るのやめるわ……ってか必要ねぇし…」
「ユーリ…!!やっと正気に戻ったんだね!!はぁ~…良かった…って必要ないって
クレアさんのピーチパイが食べれるからかい?」
ユーリは作っていた生クリームの入ったボールを手に取りにやりと笑った。
その笑顔は何かとてつもなく悪いことを考えている顔だ…
「………本物に生クリーム塗って食べたら…一石二鳥だろ?」
「なっ…………!!!!!」
フレンは本日何度めかは解らないがまたまた絶句した…この男は…本当に救いようがない…馬鹿だ。
そう心に感じたフレンだった。
「ん?何に生クリームを塗って食べるんだ?相変わらずこの大罪人は甘党だな……」
「る、ルーク様逃げてください!!!」
「へ?な、何でだ?ってうわぁっ!!!!」
フレンはルークを抱きかかえると一目散に食堂を飛び出してルークを安全な場所へと連れて行こうとしたが…
「あ…こら待ちやがれ!!フレンそいつをどこに連れていく気だ!!おいフレン!!!」
生クリームの入ったボールを持ったユーリがフレンを追いかけ
2人…いや3人の追いかけっこはアンジュが止めに入った夕方まで続き3人はしっかりとお仕置きを受ける羽目になった。
「ちょ…なんで俺まで…俺は悪くねえええええええええええええええええ!!!!」
第一声でユーリらしい言葉を発した。
「あー…疲れた…何か甘いもの食いてぇ…」
「ユーリお疲れ様。クレアが食堂でピーチパイ焼いてくれてるよ」
たまたまアンジュのところへ用があり来ていたカノンノが
クエストから戻ったユーリに優しく声をかける。
しかし、ユーリにとっては天使のようなカノンノの笑顔より甘いもの…
クレアのピーチパイの方が重要でその言葉を耳にした途端死んだ魚のような瞳が、
急に生きかえり意気揚々と食堂へ向かった。
暴走男×ケーキ×苦労人
「フレンさまっ~!!!!!」
自分の名前を呼ばれ振り返ると、遠くの方からロックスが慌ててフレンの方へと
飛んでくるのが見えた。そしてフレンの前で勢いよく止まると息を切らせながら話はじめる。
「ロックス…大丈夫かい?」
「は、はい…だいじょうぶ…です…それよりっ…ユーリさまが…食堂で…」
「ユーリが!?」
変な料理でも食べて腹を壊したのか、それとも甘い物の食べ過ぎで腹を壊したのか…
いろいろなシナリオがフレンの頭をよぎったが、考えるよりまず行動をする方がベストだ。
フレンは息を切らせたロックスを腕で抱え食堂に走り食堂のドアを開けて唖然とする。
食堂に居たユーリの周りには大量の小麦粉、卵、牛乳などなど…一体どこからこれだけの材料を
集めて来たのかと問い詰めたくなるような状態だった。
そんな食材の真中でユーリは小麦粉をボールに入れて材料を混ぜている最中だった為
フレンはおそるおそるユーリに問いかけた。
「ゆ…ユーリ…この状況どうしたんだい?」
「よぅ…フレンか…見てわからねぇのか?ケーキ作ってるんだよ。」
「いや…うん…僕の目が正常ならこれがケーキを作ってるところには全く見えないんだが…」
「そうか…眼科行った方がいいんじゃないか?」
普通の材料の量を見ればフレンもこの光景を見ればケーキ作り…お菓子作りの最中と解るが、
その量が半端ない…一体何人分作るつもりなのだと聞きたいくらいの量だった。
そんな量を見てすぐにケーキ作りと判断できる方が通だと見える。
ユーリ並の甘党になればわかるのかもしれないが…
「何故こんなことに…?一体何があったんだ?」
「そ、それは…僕からご説明します…」
息を切らせていたロックスが元に戻りフレンに何故このような状況になったのかを説明し始めるが
それはあまりにもくだらない…ことが原因だった。
「今日はユーリ様は朝からクエストに行かれていたことはご存じですか?」
「あぁ…結構難易度の高い依頼だった気がするけど…知ってるよ」
本人から直接聞いた訳ではない。エステルが朝食の時フレンに報告してくれたから知っていた。
「普段軽くクエストをこなしていたユーリ様ですが…今回ばかりは大変だったらしく…疲れ切った顔で
バンエルティア号へと戻られ、クレア様の焼かれたピーチパイが食堂にあると聞き食堂まで来られたのですが…」
「まさか……………ユーリの分がなかったとか?」
「はい…ユーリ様の分は別に置いておいたのですが…誰かが間違えて持って行ってしまったらしく…」
くだらない…フレンの心にはその言葉で埋め尽くされてしまう。確かにユーリは超甘党だ…自分の分が無いのは相当ショックだろう…
しかし、何故このような状態になるのかがわからない…もくもくと材料をかき混ぜ続けるユーリを横目に
フレンはロックスと話を続ける。
「で…そこまでは解ったけど…なぜこんなことに?」
「それが…僕にもよくわからず…自分の分がないことを知ったユーリ様の体内から何かが切れる音がすると
急に食堂を飛び出し…戻ってきた時にはこの大量の材料をもって戻られ…材料をかき混ぜ続けているのです…」
「………キレたのか…」
体内から何かが切れる音…それはユーリの堪忍袋の緒だろう…いやいや普通相手に聞こえるのもどうかと思うが…
それはそれで置いておこう…そうでないと話が進まない(真顔)
とりあえず、ユーリはキレた。
疲れきって楽しみにしていたピーチパイが無い…無いのなら自分で作ってしまえ…そういう結論に出たのだろう…
特に被害などはでないと思うが…作ろうとしている量が量だ…なんとか止めてしまわないとロックスが泣く。
フレンは材料をかき混ぜ続けるユーリの傍により優しく声をかける。
「ユーリ…甘いものが食べれなかったのは残念だと思うけど…一体何人分作る気だい?
自分一人で食べる量を作らないと…みんなが心配するよ?」
「これ全部俺の分だが…?」
「え?…………一体君はどんなケーキを作ろうとしてるんだい!?」
ユーリは傍に置いてあった紙をフレンに渡し、フレンがそれをまじまじと見ると再び声を失った…
紙に書いてあるのは長い髪、そして特徴的なだぼだぼな服を着た人間…そしてメモのように書かれた身長171センチ・体重68キロ…
これに該当する人間をフレンは一人しか知らなかった…いや彼以外考えられない。
「これは…ルーク様?」
「あぁ…等身大ルーク・フォン・ファブレケーキverだ」
何時の間に生クリームを作る作業に移っていたのだろう…
生クリームの付いた泡だて器をフレンの方へ突き刺しドヤ顔で決める。
その姿は若い乙女が見たら黄色い歓声をあげるだろう…けど言ってることは残念ながら変態だ。
「………君は正気かい?」
「俺はいつだって真面目だ。」
その瞳は自分の正義を貫き通す男の瞳…いやいや、こんな正義を貫かれたらそっちもそっちで困る。
なんとかしなければ…フレンの後で台所を占領され泣きそうな顔をしているロックスの為にも…
いや、こんなケーキのテーマになっているルークの為にもここは騎士団隊長フレン…男の見せどころだ。多分。
「ユーリ…よく考えてくれ…ケーキでルーク様を作れるはずないだろう」
「フレン様…ツッコミどころはそこですか…」
この幼馴染にしてこの幼馴染有…どこかずれている下町メンバーだが、
今のユーリを止めれるのはフレンしかいない…そうロックスは確信して不安そうにフレンを見守ることにした。
「いや…作れる。何故ならスリーサイズとかもしっかり本物と同じように作るんだからな!!」
「いやいやいや…ルーク様のスリーサイズって一体いつの間に測ったんだい!?」
「目視に決まってるだろ…安心しろ…1mmもずれて測ってるってことはねぇからな!!」
「そこは偉そうにするところじゃないだろ!!最近よくルーク様を見つめていると思ったら…何をしてるんだい君は!!!
彼は他国の王位継承者なんだぞ!!失礼にもほどがある!!」
フレンさん…他国の王位継承者じゃなくても目視でスリーサイズを測られたら誰にだって失礼ですから。
まず男のスリーサイズって何ですか?フレンの後でツッコミたいが任せてしまった手前ツッコミを入れることができない
ロックスが悶え苦しんでいる…ユーリを止めるのが先か、ロックスが我慢しきれずにツッコミを入れるか…どちらが先だろう…
「ったく…フレンはうっせーな…ならこっちならどうだ?」
「こっち……?なっ!?」
フレンが新しく手渡されたのは別の紙…しかしそこには先ほどとほとんど変わらない絵が描かれているが、
若干メモ書きされているスリーサイズ、身長、体重が違っている…しかもこのスリーサイズは…
「ゆ、ユーリこれは……」
「等身大ルーク・フォン・ファブレ(♀)ケーキver」
「君は正気かい?」
「俺はいつだって真面目だ」
それもさっき同じ内容を会話しましたから…。
フレンの口からはため息しかでなかったが、ユーリは楽しそうに語りだした。
「安心しろフレン…その女verはな…あのお坊ちゃんの先祖などのドクメントを調べあげ、そしてあいつのドクメント情報を合わせ
もし女だった場合のスリーサイズを何度も線密に計算し出されたスリーサイズだ…間違ってるはずがねぇ」
「だれもそんなところ心配していないから。むしろどうやってそのドクメントを調べ上げたのか詳しく聞かせてもらえないか!?」
「企業秘密だ」
「どこの企業ですか!?」
耐えることのできなかったロックスがついにツッコミを入れてしまう…
いや…ロックスじゃなくても今のユーリには誰でもツッコミを入れてしまうだろう…
カッコイイユーリさんはいずこに………かむばっく、かっこいいユーリさん。
「はぁ……ユーリ…いい加減にやめないか…?みんなに迷惑がかかってしまうよ…」
「断る。これは男の夢だ、ロマンだ…止めたいのなら力づくで止めてみな…」
「仕方がないね…」
「ちょ、ちょっとフレンさま!?」
フレンが愛用の剣を取り出し刃をユーリに向けるとユーリはにやりと笑い
傍にあった自分の愛刀を持ち戦闘態勢に入る。こんな食堂でこの2人が戦えば食堂は再起不能は間違いない…
アンジュでも呼んでこの二人の喧嘩を止めてもらおうかと思ったその時…食堂のドアが開き一人の人物が現れた。
「あ?フレンにロックス……それに…っげ…大罪人まで…お前ら何やってるんだ?」
「ルーク様!?何故こちらに?って…それは……」
いきなり登場したルークに表紙の抜けた声をフレンがあげるが、ルークの持っていたものに目を奪われてしまった…
ルークの持っていたものはピーチパイ…そう、クレアの作ったピーチパイだった。
「あ?あぁ…これか?何か今日のおやつってことで食堂で配ってたんだけどな…ここで食べるとうぜーから
部屋で食べようと思って俺が持って行ったらガイのやつが俺の分まで持ってきてやがって…1個余ったから返しにきたんだよ…
別に俺は悪くねぇのに…なんで俺が………」
文句をいいながらルークは持ってきたピーチパイを机の上に置いた。
そう、ユーリの分が足りなくなったのはルークが持って行ってしまったからだ…いや、ルークは今回悪くない…
たまたまガイが気を利かせてルークと自分の分を部屋へ持って行っただけだ。誰が悪いとかそういうのはない。
だがユーリにはそれは関係なかった。
「あー…………フレン。俺やっぱ今日ケーキ作るのやめるわ……ってか必要ねぇし…」
「ユーリ…!!やっと正気に戻ったんだね!!はぁ~…良かった…って必要ないって
クレアさんのピーチパイが食べれるからかい?」
ユーリは作っていた生クリームの入ったボールを手に取りにやりと笑った。
その笑顔は何かとてつもなく悪いことを考えている顔だ…
「………本物に生クリーム塗って食べたら…一石二鳥だろ?」
「なっ…………!!!!!」
フレンは本日何度めかは解らないがまたまた絶句した…この男は…本当に救いようがない…馬鹿だ。
そう心に感じたフレンだった。
「ん?何に生クリームを塗って食べるんだ?相変わらずこの大罪人は甘党だな……」
「る、ルーク様逃げてください!!!」
「へ?な、何でだ?ってうわぁっ!!!!」
フレンはルークを抱きかかえると一目散に食堂を飛び出してルークを安全な場所へと連れて行こうとしたが…
「あ…こら待ちやがれ!!フレンそいつをどこに連れていく気だ!!おいフレン!!!」
生クリームの入ったボールを持ったユーリがフレンを追いかけ
2人…いや3人の追いかけっこはアンジュが止めに入った夕方まで続き3人はしっかりとお仕置きを受ける羽目になった。
「ちょ…なんで俺まで…俺は悪くねえええええええええええええええええ!!!!」
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